どうしてスティールヘッドにバンブーを使いたくなったのか。反抗や抵抗で使い始めたつもりはないのです。“なにか”を探して、そしてバンブーロッドに“なにか”があると感じて、探求がはじまりました。
思惟を紡いで試行を重ねました。バンブーロッドでだってスティールヘッドを狙っていい。でも、それは事実だけれど、バンブーロッドを使う理由にはならない。。。
何もかも得ようとすればするほど、探している“なにか”は遠のいてい行く気がしました。大空にあって鳥の自由は空気の抵抗あってこそ。バンブーロッドの釣りを律することで開放されてきたことを書いてみます。
具体的にならないのであれば放って置く。機会を得たら深く考えてみる。3年想い、考えて、現場にあたって、探求はようやくマルチアングルを得るに至ってきました。バンブーロッドを使う理由が見えてきた気がします。
気分と言うのがあると思います。バンブーロッドのそれはドライラインの気分だし、水面に出てくる感動的な場面にはより自然素材であってほしい、そう思ってしまいます。
スティールヘッドを釣ろうとするとき、バンブーロッドを片手にしていたっていいのでは。スキーナカントリーでバンブーロッドを使うアイデアをいくつか書いてみます。
スティールヘッド用の竹竿を考えると、ここに行き着きました。スティールヘッドにはスティールヘッドを良く知る人物による竿で。
バンブーロッドが生きるフライがあるとおもいます。バンブーロッドを通して見えてきたスティールヘッドフライについて。